Next TOKIMEKI公演と未来ハーモニー

はじめに

この記事は狭義的な解釈が多々ありますのでご了承ください。

 

行って参りました、虹ヶ咲5th Next TOKIMEKI公演。

虹ヶ咲1st現地参戦した身にとってはどうしても行きたかった凱旋公演。

 

ライブの感想は本当に参加できて良かったという月並みの感想しか出てこない上に、推しの感想をベラベラと綴る駄文になってしまうので特に印象に残った2日目の「未来ハーモニーとともに流れた映像」にスポットを当てて書き出します。

 

「いや、生歌やないんかい!w」

 

とツッコミ受けそうですが…

この未来ハーモニーには個人的にかなり思い入れがある楽曲です。

 

μ's、Aqoursとは違い、CDのリリース及びアニメ化は無しと道があらかじめ用意されていた訳ではなく、限定された形のみでメディア展開していた虹ヶ咲。キャストにとっても決して楽とは言えない道のりだったことでしょう。これは以下の歌詞からも読みとれます。

つい うつむきたくなるような

景色まだ続いてるけど

縮こまってちゃ らしくない!

瞳を開ければ 見えてくる

 

彼女らのひたむきな努力が花開き、1stアルバムをリリースするまでに漕ぎつけ、ついには1stライブを開けるまでの存在になりました。

新しい予感がするの

ドキドキして 眠れないよ

ずっと 寂しかったけど

もう 一人じゃないよ

 

1stライブが彼女らの"一種の終着点"でもあった、とも言えるでしょう。そして、ここで待望のアニメ化が発表される訳ですが、その際のキャストの心境を1stライブの田中ちえ美さんが涙ながらに語っていた様子が忘れられません。

歩いていこう ギュッとずっと

虹が待ってるよ

夢見る度 色が増えていく

やっと来れたね きっともっと

奇跡を信じていくよ

響く ハーモニー 空へ届け

そう心のまま

ミライ描こう

 

これが彼女ら「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」としての1stシングルでもある訳ですが、このCDに付随していたシリアルの2ndライブがコロナの影響で無観客に…

 

悔しかったはずです、満員のあなたの前で披露したかったはずです、一端のオタクである僕でも悔しくて悔しくて仕方ないんだからキャストは一入だと思います。

 

続くシャッフルフェスもコロナにより着席及び動員数を削っての決行、3rd時にはGW終盤も重なりコロナが猛威をふるい動員数を大幅に制限しての開催、4thも前述と同じく、決して順風満帆とは言えない状況でライブを開催してきました。ただ、彼女たちはそんな苦境にもめげず全力で最高のパフォーマンスを貫いてきました。

 

そして今回、5thの千穐楽となるNext TOKIMEKI公演の2日目でそんな彼女たちの道程をまとめたムービーとともに未来ハーモニーが流れた時には涙が止まらず… ずっと虹ヶ咲を追い続けてきた人は走馬灯にも見えたはずです。

ただ、そこには感動だけでなく圧倒的に成長した彼女たちの姿が確かに確認できました。1つの公演をやりきるのも大変だと思いますが、2週連続4公演をこのご時世でメンバー一人もかけることなく最後まで駆け抜けたのはさすがプロ根性だとしか言えません。僕はラブライブシリーズの中でも特に虹ヶ咲キャストのキャラへの愛情は並々ならぬものだと思っていますが、彼女たちも全力でぶつかってきてることをひしひしと感じられる1コマでした。

 

積み重ねてきた過去と明るい未来に走り続ける姿を描く両極を持った未来ハーモニー。

これからも次のトキメキに向かい走り続ける彼女らを応援し続けようと感じました。

 

はしがき

楠木ともりさんのMCには救われました。優木せつ菜大好き。